介護施設で働きたいと考えている方は、どのような職場をイメージしているでしょうか。
実は介護施設といっても、特別養護老人ホームやデイサービスなど、さまざまな種類の施設が存在しています。
ここで注意が必要になるのが、働く施設が異なれば、働き方にも違いが生まれるという点です。
実際にどのような違いがあるのか把握したうえで、自分に合った働き方を考えて介護施設の求人を探すのを忘れないようにしましょう。

例えば特別養護老人ホームでは、要介護者が入居してその施設で生活をしています。
そのため特別養護老人ホームでの働き方は、夜勤が求められるケースも見られます。
実際に募集情報を確認すると、夜勤ありの募集と日勤のみの募集に分かれていることもあります。
夜勤は特別手当が支給されますが、生活リズムが乱れるので避けたいという場合には、日勤のみのシフトの求人募集を選ぶようにしましょう。

また施設で利用者が生活をするのではなく、日中だけ施設に滞在する形で介護サービスを提供しているのがデイサービスです。
デイサービスでは、毎朝利用者の自宅まで送迎の車で迎えにいきます。
そして日中は施設で過ごし、夕方になると利用者の自宅まで送り届けるという流れです。
実際にデイサービスで働く場合、日勤のみで生活リズムが作りやすいというメリットがあげられます。
また施設の利用日は平日のみの場合が多く、土日に休みが取得しやすくなっています。

その他、介護に関わる仕事がしたい方の職場の候補には、介護老人保健施設やサービス付き高齢者住宅、訪問介護などがあげられます。
介護施設ごとに異なる特徴と働き方の違いがあるので、比較して自分に合った環境を探しましょう。